漂着ペットボトルTシャツの生地に 数量限定で販売
- 2022年07月01日
- 社会・経済
市の試験出荷分再利用
石垣島の海岸漂着ペットボトルを再利用して製造したTシャツ(無地)の限定販売が、八重山地区で始まっている。Tシャツの生地はリサイクルペットボトル65%、コットン35%で構成、そのうちの一部に石垣で回収されたペットボトルを使用している。
繊維専門商社の豊島㈱と市は2021年4月に自治体として全国初の同ペットボトルの継続的な買い取り契約を結び、21年度は約3.2㌧を出荷した。
21年3月、同社との本契約を前に市は試験的に約37㌔の同ペットボトルを出荷。その一部を原料に作られたTシャツが完成し、同社から提供を受けた。6月30日、市記者懇談会でお披露目された。
中山義隆市長は「試験的に石垣市から送った海岸漂着ペットボトルが製品になった。生地もしっかりしていて感慨深いものがある」と述べた。21年度に出荷した約3.2㌧は、来年の春夏の新作に使用される予定。「製品化が非常に楽しみ」と期待を寄せた。
八重山地区での限定販売は合同会社縄文企画が代理店となっている。問い合わせ先は080―1000―7891。
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