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竹富島「本土復帰の日」写真展 倉橋氏が当日の様子を撮影

「竹富島本土復帰の日」写真展。石垣久雄町史編集委員長も当時を振り返って感慨深げだった=10日午前、竹富町役場ロビー

「竹富島本土復帰の日」写真展。石垣久雄町史編集委員長も当時を振り返って感慨深げだった=10日午前、竹富町役場ロビー

来月15日まで竹富町役場

 写真家・倉橋正氏(75)=静岡県在住=が1972年5月15日の「本土復帰の日」当日に竹富島で撮影した写真の展示会が10日、竹富町役場1階ロビーで始まった。7月15日まで。写真は約360枚におよび、祖国復帰記念式典や通貨交換など当時の島民の様子を垣間見ることができる。

 当時、カメラマンとして働いていた倉橋氏は本土復帰を取材するため竹富島に来島。公民館での記念式典やドルと日本円の通貨交換といった復帰ならではの出来事のほか、島の子どもたちや風景などをカメラに収め長年保管していた。

 写真の存在を知った竹富町教育委員会が昨年12月に倉橋氏に連絡。倉橋氏は竹教委と竹富公民館に写真データ約360点を寄贈した。寄贈に際し倉橋氏は「当時の島の人々の暮らし、時代の流れを切り取った皆さんのアルバムともいえる。活用いただけたら」と言葉を寄せた。

 佐事安弘教育長は「竹富町の島々において復帰がどのように迎えられたのかを知り得る貴重な歴史資料。この50年で目まぐるしい発展を遂げたが、写真からは変わらぬ子どもたちの笑顔、島民の暮らしを見ることができる」と話した。

 ロビーでは10枚の写真が展示されているほか、寄贈写真全てが掲載されているファイルなども公開されている。

 写真を通し当時の思い出に触れた町史編集委員会の石垣久雄委員長は「アメリカ世から大和世へと変わるさまが一目で分かる」と感慨深げ。竹富公民館の内盛正聖館長は「島でも展示会を開いて、住民に広く公開していきたい」と語った。

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