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玉城、佐喜真氏対決へ 県知事選、投開票まで3カ月

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 【那覇】県知事選は9月11日投開票まで残り3カ月となった。現職の玉城デニー氏(63)、元宜野湾市長で新人の佐喜真淳氏(57)が出馬の準備を進めており、両氏による事実上の一騎打ちが濃厚だ。前回18年選挙に続く2度目の対決となる。玉城氏を支える「オール沖縄」勢力は組織の衰退もささやかれるが、知事選に向け再興を目指す。佐喜真氏を擁立した自民は市長選で連勝中だが、楽観論はない。

【連 敗】

 「オール沖縄」の支援を受けた玉城氏は翁長雄志氏の死去に伴う知事選で、佐喜真氏に8万票差を付け初当選した。ただこの間、保守の側から「オール沖縄」を支えた経済界の有力者が離脱。衆院選の沖縄3区や名護、南城、石垣、沖縄の4市長選で自民が支える候補者に連敗している。

 「国・県が連携して経済対策をやってほしいという要望だ」。沖縄3区を落とした際、玉城氏は結果をこう受け止めた。5月の会見では知事選の争点に「県経済の回復と成長」を第一に掲げた。

 「オール沖縄」の関係者は「各市長選の結果を受けて経済対策を打ち出すものではない。辺野古に関する方針も変わらない」と強調する。

 【迷 走】

 一方、自民の候補者選考は難航した。前回選挙同様に佐喜真氏を推す声は根強くあったが、五輪メダリストらの名前を出して電話で世論調査を展開するなど迷走も。

 候補者選考委員会で7人に絞ったとたん、2人が辞退するドタバタ劇も発生。最終的に残った5人で演説会を実施した。

 各予定候補者は、知事選に向けて自身のビジョンや政策を発表。演説後には選考委で投票を行い、佐喜真氏の擁立にこぎつけた。

 擁立決定後、自民県連の中川京貴会長は報道陣に対し「市長選、参院選、知事選は別。前回(知事選で)は11市のうち9市が保守系だったが勝てなかった。これが教訓だ」と4連勝による楽観論を否定した。

 知事選には不動産鑑定業の山口節生氏(72)=埼玉県在=も出馬を予定している。(那覇支局・玉津盛昭)

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