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グランドデザイン 市、拠点形成へ

都市計画グランドデザイン

都市計画グランドデザイン

都市機能2カ所に誘導 旧空港・庁舎跡周辺

 石垣市は、社会情勢や都市構造の変化に対応するため、「都市計画グランドデザイン」と称する四つの計画を4月からスタートさせた。市役所新庁舎の旧石垣空港跡地への移転、旧庁舎跡地の開発など、人口が集中する南部は大きく変わることになる。立地適正化計画で、この周辺2カ所を都市再生特別措置法に基づく都市機能誘導区域に設定した。

 立地適正化計画は、空港跡地や旧庁舎跡地を活用した新たな拠点づくりと津波被害の最小化を目指した安全性の高い都市構造の構築を進めるためのもの。

 都市機能誘導区域のうち旧空港跡地を「行政都市拠点」、美崎町を含む旧庁舎跡地周辺一帯を「経済都市拠点」と位置づけた。特別措置法に基づき、都市機能の高度化、居住環境の向上、防災機能の確保に対して予算面で支援が受けられる。

 行政都市拠点は、災害時のバックアップ拠点として行政施設のほか医療施設を誘導する。さらに高齢者や子どもが利用する施設、住民・観光客双方が楽しめる商業・文化施設の整備も促進する。

 経済都市拠点は、集客力のある施設や回遊性を育む施設を誘導し、交通結節機能と広域的な生活サービス施設の維持を図るとしている。

 一方、大浜と南大浜地区、一部真栄里は市独自の防災・減災調整区域に設定された。津波発生時に大きな浸水被害が想定されていることから、津波避難ビルの指定など被害を最小限に収めるための取り組みを推進する。

 これに対して市街地と隣接するシードー線以北は「防災対応準備区域」。これも市独自の設定で、低地部からの移転の受け皿として準備を進めていく。同以北には農地が多いことから、市の最上位計画である第5次総合計画は「農業振興等に留意した適切な市街地の拡大に努めます」としている。

 グランドデザインにはほかに都市計画マスタープラン、地域公共交通計画、みどりの基本計画がある。4計画とも21年を基準年に目標年次を20年後の41年としている。みどりの基本計画では前勢岳北方のゴルフ場も盛り込まれており、「景観や自然環境に配慮した形成を図る」としている。

  • タグ: 石垣市都市計画
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