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下水道排水区域を拡大 真栄里・南大、浜冠・浸水の被害抑制

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市内に10カ所整備されている雨水が海に流れ出るはけ口=26日午後、八島養殖場周辺

市が都市計画変更案

 石垣市は、真栄里・南大浜地区などで公共下水道(汚水・雨水)を整備するため、排水区域を現行の約591㌶から約887㌶に拡大する都市計画下水道の変更案をまとめた。旧空港跡地周辺や南大浜線などで問題になっている冠水・浸水被害の抑制目的で雨水管を整備し、多田浜と沖縄電力球場南側の海岸に「はけ口」を1カ所ずつ新設する方針だ。次年度以降の事業着手を見込む。

 変更案は、市内の住宅地や商業地などに区分する用途地域が、2020年3月に約591㌶から約887㌶へ拡大されたことに伴うもの。都市施設として下水道を整備するため、排水区域を拡大する。

 今後、旧空港跡地の土地区画整理事業が進むのを前に、跡地周辺から流下する雨水や各家庭で出る生活雑排水を処理するため変更が必要となっている。雨水は雨水管を通して海へ放水し、生活雑排水などの汚水は下水管を通して新川の石垣西浄化センターに送水、処理して海へ放流する。

 市道南大浜線と国道390号の真栄里北交差点付近は大雨の度に道路冠水、床下浸水被害が出ている。市下水道課などによると、既設の側溝に加えて雨水管を地下に埋めて、海岸のはき口まで送水路を造るなど排水機能を拡大する。1時間当たり80㍉の雨量を排水できるよう設計していく。

 市は25日夜、市役所で住民説明会を開催した。今後、案を再度精査し、公告・縦覧を行う。都市計画審議会や知事同意の手続きを経て、計画変更を決定する。事業認可取得は今年度内、事業着手は次年度以降に、はけ口から行う予定だ。

  • タグ: 公共下水道真栄里南大浜
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