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芸は身を助けるは、どちらかというと…

 芸は身を助けるは、どちらかというと、歌舞音曲の世界で聞く。結婚披露宴や生年祝いなどが盛大に行われる私たちの周りには師匠のもとに通い、踊りや唄三線を習得した人たちが多数いる▼友人にもいる。「確かに祝宴の踊りや地謡を頼まれるとそれなりに謝礼も出て感謝される。しかしだ、知り合いのお祝いなどは、謝礼をもらっても、それは舞台衣装の洗濯代、交通費程度で、こちらが祝儀を弾んでしまうと赤字。芸事は、ほどほどに」と笑う▼もうひとつ。一芸に秀でる者は万芸に通ずがある。ひとつのことに熟達すると他のことにも通じるこつが身に付き応用がきき、うまく立ち向かえる。スポーツでもゲートボールの通過の名手はグラウンドゴルフのスコアがいい▼仕事でも思い出がある。本紙に就職した当時、輪転機が導入された。某日、印刷を終えた巻き取りの紙面を一部づつ高速で折って裁断し送り出すローラーの爪に不具合が発生し多量の不良紙が出た▼急ぎメーカーの人に来てもらうことに。でも本土からでは何日も先。そこで配送係の小生が趣味の凧で培った竹削りの要領でローラーの爪の補助具を竹で作り結わえたらうまくいった▼そこで娘に芸や手わざは身を助けると自慢したら「お父さんのは多芸は無芸、器用貧乏のお手本」だとさ。(仲間清隆)

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