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はるか昭和、市内の二大マンモス校の…

 はるか昭和、市内の二大マンモス校の登小と石小児童は、互いを「石ガンパラー」「鶏ぬふん(とぅぬふしゅ)」と呼び、何かにつけて対抗した。何が発端かすら覚えてないが、旧盆の夜に美崎町の埋め立て地で投石合戦に及んだこともある▼舞台付きの大きな建物が石小体育館しかなかった頃、劇団たんぽぽの演劇鑑賞などは登小から列を組んで石小まで行った。石小児童らに見られる緊張感と、「あだら体育館ないばー」などとはやしたてているのだろう屈辱▼昭和41年、二中に「八重山地区初の淡水プール」を建設した時は地域一丸となって空き瓶回収に励んだ。度重なる結膜炎流行などでわずか数年で利用できなくなったが、石ガンパラーたちは泳ぎに来なかった気がする▼そんな対抗心で育った前期高齢者たちが過日、仲間の畑小屋に集結し、ゴーヤ品評会に及んだ。なにせ退職してから時間だけはたっぷりとある面々である。丹精込めた出品物はさすがの出来であった▼むろん、ただでは終わらず「昼飲み」解禁。それぞれ持ち寄った食材は本マグロの白子や石垣牛、新鮮しらすなど。大いに堪能し初顔の同年生とも旧知のように酌み交わした▼時は素晴らしい。もはや対抗心などどこへやら。人のつながりと互いに丸くなったことに感謝した一日だった。(慶田盛伸)

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