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14日に開かれた華千の会與那國久枝こっこ…

 14日に開かれた華千の会與那國久枝こっこーまやいまっ子おどり教室の平和学習で、新城トヨさん=元八重山病院看護部長=が「パスポート」を披露した(15日付本紙)。米軍統治期の沖縄で暮らした記憶が「パスポート」とリンクしている人は新城さんだけではないだろう▼本土出身の私は、復帰前の沖縄を知らないが、取材先で「パスポート」を見せていただいたことはある。正式には琉球列島米国民政府(USCAR)発行の身分証明書という▼復帰や米軍統治期の体験を引き継いでいくことは徐々に難しくなるだろう。県内の各メディアの報道によると、沖縄歴史教育研究会のアンケートでは、復帰の日付を正しく答えられた県内の高校生の割合は22%だった▼心配な数字だが、不安を和らげてくれるのが「パスポート」の存在だ。ぜひタンスの奥から取り出してほしい。だれかが「これ、何なの?」と問えば、会話が生まれる▼「パスポート」には、本土から沖縄に入る人向けに総理府が発行していた身分証明書というものもある。つい最近、知人に見せてもらったところ、ドルの両替記録が書き込まれていた▼1㌦あれば、あんなことも、こんなこともできたというエピソードの数々。だれかにしゃべりたいと思っている人は多いのではありませんか。(松田良孝)

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