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平年より6日早く去る4日の梅雨入り後、…

 平年より6日早く去る4日の梅雨入り後、連日の雨で本格的な梅雨を予感させる。長雨は、生活する上で、歓迎されるものではないが、糖業面でも操業を長引かせるなど大きな打撃を与えている▼石垣島製糖は、雨でほ場がぬかるむことでハーベスターがほ場に入れず、機械刈りがストップ。原料搬入が減ることで工場の圧搾停止を余儀なくされ、操業終了は当初計画の3月27日から2カ月近く遅れる見通しだ▼最終的な収穫量は9万7000㌧と、当初計画の9万1552㌧を約5000㌧上回る見込み。この原料増が長雨によるハーベスターの稼働率低下と重なり、操業期間が大幅に延びる結果に▼期間延長により暑さで収穫作業への影響や、甘しゃ糖度の低下を招くことが懸念される。さらに、夏植え準備や株出しに向けた株ぞろえなどの次年度作への影響も避けられない▼労働力不足を補うため収穫作業の機械化が進んでいるが、これまでも操業は天候に大きく左右されてきた。工場の処理能力に限界があるだけに、好天時に一気に収穫し、処理することもできない▼労働力不足の解消、作業の軽減化に向け機械化された現在の収穫体系を有効に活用し、計画的で効率の良い操業につなげるためにも、処理能力の高い新工場建設は必要不可欠だろう。(下野宏一)

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