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「根っこ大きく育てて」 市公営塾、今年度活動スタート

石垣市公営塾の開塾式で将来の夢実現に向けて意欲を見せる高校生たち=20日夕、大浜信泉記念館

石垣市公営塾の開塾式で将来の夢実現に向けて意欲を見せる高校生たち=20日夕、大浜信泉記念館

 石垣島から未来に羽ばたいていく自律型人材の育成と個々の進路サポートを目的とした石垣市公営塾の「石垣島ニライキャンパス」(谷上行宏塾長)の今年度の開塾式が20日夕、大浜信泉記念館で行われ、12人の高校生が活動をスタートさせた。

 市や郡内3高校、民間企業、地域などが連携し、美ら島公営塾運営協議会が運営する。2018年からの取り組みで今年度で5年目の節目を迎えた。

 授業は、地域の文化や歴史、自然環境などについて理解を深めるプロジェクト学習や各界で活躍するゲスト・スピーカーを迎えて行われる「日本と世界を知るダイアログ学習」のほか、進路についてや学習の進め方のアドバイス、小論文作成や模擬面接、プレゼンテーション練習を通して表現のスキルを高めていく。

 開塾式には、高校生9人が出席。谷上塾長は「高校を卒業すると島を出ていく人が多いと思う。それまでの間、足元の根っこを伸ばし、石垣島のことをたくさん吸収して取り入れてほしい。根を大きく育て、人生の嵐に倒れないよう鍛えていってほしい」と期待。市の小切間元樹企画部長は「公営塾は一人一人のさまざまな可能性がつながって育っていく場だ。出会いと対話の中で将来を創造する場所にしてほしい」と激励した。

 市野智也君(八重山高校1年)は「先輩たちのプロジェクトに興味があり入った。自分のプロジェクトを通して好きなものや興味のあるものを見つけて将来に役立てたい」、佐伯美羽さん(同)は「将来は外科医になりたい。医療関係のプロジェクトを通して自分の未来に役立てていきたい」と意欲を語った。

 同塾は午後5時から同9時半。定員は各学年10人ずつで、生徒は随時募集している。授業料は月額3000円(入塾初めの1カ月は無料)。授業料免除制度もある。

 問い合わせは住吉氏(080―8497―8898)まで。

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