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前泊氏が初当選 「町政再建」へ信任

前泊正人氏の初当選を祝福し、万歳三唱をする陣営関係者ら=18日午後、石垣市内の選挙事務所

前泊正人氏の初当選を祝福し、万歳三唱をする陣営関係者ら=18日午後、石垣市内の選挙事務所

那根氏に557票差 竹富町長選新人対決

 前町長が官製談合防止法違反や加重収賄などの容疑で逮捕・起訴され、辞職したことに伴う竹富町長選は18日、開票され、無所属新人で元町教育委員会職員の前泊正人氏(44)が1578票を獲得し、無所属新人で前町議の那根操氏(70)に557票の大差をつけて初当選した。選挙戦は信頼回復の在り方、大原庁舎・多機能複合施設整備計画などを争点に繰り広げられ、「町政再建」のかじ取り役に町民から前泊氏が負託を受けた。

 今選挙は、前町長の汚職事件で揺らぐ竹富町をどう立て直し、町民生活の向上につなげていくかが問われていた。

 前泊氏は、町民の声を聞き行政情報の開示を徹底することで町民と行政の温度差をなくし「町民主体のまちづくりにつなげたい」と訴え、子どもたちの居場所づくりの充実、町指定ごみ袋料金の見直し、生活コスト低減へ物資輸送補助拡充、介護福祉の充実、堆肥センター整備の実現など、町民の声を反映させた政策で有権者へ浸透を図った。

 今後、西表島大原へ整備費54億円余の博物館、町民ホール、世界遺産センターの建設を適正規模に見直し、大原庁舎を整備していく。

 那根氏は、前町政の方針を軌道修正しないことが、大原庁舎建設への「近道」として、複合施設整備の現計画を推進する立場を示し、告示日に秘策の「町民1人当たり一律5万円給付」と「ランドセル購入費補助5万円」を打ち出し、追い上げを見せたが、前泊氏を中心とした若い世代の勢いには届かなかった。

■プロフィル

 前泊正人(まえどまり・まさと) 1977年7月6日生まれ。石垣市登野城出身。幼児期は両親の古里の西表島祖納で育った。沖縄水産高、九州共立大を卒業後、会社員などを経て、2008年4年、町役場に正式採用。ことし3月7日付で退職。

  • タグ: 竹富町長選前泊正人
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