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竹富町長選、きょう投票 あす開票

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信頼回復へ最後の訴え

 いずれも無所属新人で元町教育委員会職員の前泊正人氏(44)と前町議の那根操氏(70)が、激しい一騎打ちを繰り広げてきた竹富町長選は17日、町内8カ所で投票が行われ、有権者の審判が下される。両候補者は、町政運営に対する信頼回復や西表島大原庁舎等整備の在り方を争点に戦ってきた。選挙戦最終日の16日夕、西表島西部で行われた両陣営の打ち上げ式には多くの支持者らが集まり、候補者が最後の訴えに力を込めた。(8面に関連)

 今回は、前町長が官製談合防止法違反や加重収賄などの容疑で逮捕・起訴され、辞職したことに伴い2016年以来、6年ぶりの選挙戦。

 両候補者とも「町政運営に対する信頼回復」を表明し立候補。透明性ある町政運営を掲げ、「町民の生の声を聞く。対話を重ねる」と、基本的な考えは同じ。

 汚職事件の発端となった竹富町公共工事の入札制度の見直しについて、前泊氏は「事業の在り方も含め検証チーム等を立ち上げ、検討していく」、那根氏は「再発防止検討委員会の委員に外部識者や町民を加える」と会見で述べている。

 また町が急きょ、告示4日前に西表大原庁舎等(多機能複合施設)整備の進捗状況を公表したことで、役場移転問題が再燃。

 那根氏は、前町長が進めてきた博物館、町民ホール、世界遺産センターを兼ね備える多機能複合施設を「早期に整備することが、大原庁舎建設の近道」と現計画を推進。

 一方の前泊氏は、大原庁舎建設には賛成しつつ、博物館などの整備費54億円や運用コストを指摘。「予算や規模を見直し、町民に情報を開示しながら進めていく」としている。

 選挙戦終盤で、前泊氏は「まちづくりは行政が決めるのではない。町民皆さんが主役で、皆さんの思いをきちんと形づくることが政治の本来あるべき姿。変えるのは今だ」と町民参加型のまちづくりを訴えた。

 那根氏は「安心安全で町民皆さんが豊かに暮らせる仕組みをつくりたい。先人の築いた貴重な文化遺産を正しく継承・発展させ、各島、地域、分け隔てなく平等に発展させていく」と生活を第一に挙げた。

 17日の投票は町内8カ所の投票区で午前7時~午後8時まで行われる。開票は翌18日午後2時から石垣島の町議会議場(沖縄銀行八重山支店3階)。当落は午後3時半ごろに判明する見込み。

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