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「透明な町政運営を」 那根氏が出馬表明

竹富町町長選へ出馬を表明する那根操氏=29日午前、西表島祖納公民館

竹富町町長選へ出馬を表明する那根操氏=29日午前、西表島祖納公民館

竹富町長選

 4月17日投票、18日開票の竹富町長選挙に立候補を予定する町議会議員の那根操氏(70)が29日午前、西表島の祖納公民館で会見し、出馬を表明した。前町政は継承せず「自民党を離党し、那根操としてのカラーを出して、潔白な気持ちで皆さんの前で働きたい」と〝那根カラー〟を強調。前町長の汚職事件に関して「竹富町の信頼回復を一番に掲げ透明な町政運営を基本とする。町民の暮らしを向上させたい」と決意を示した。会見に併せ政策発表も行った。町議は辞職せず、4月12日の立候補で自動失職とする方針。

 「安心・安全・元気で豊かなふるさとづくりをめざす」を掲げ、行動力・実効力・情熱を訴えて浸透を図る。

 町政の信頼回復に向けて「町民との対話を重ねていくことが回復につながる。以前、町内でやっていた町政懇談会を各島や地域に入って行いたい。住民の生の声を聞くことが近道だ」と自信をみせた。

 争点に挙げた「西表大原複合型庁舎」。町当局は、大原庁舎、世界遺産センター、町立博物館(仮称)などの整備を同時に進めている。那根氏は、町民の利便性・福祉向上へ「そのままの形で進めて一日も早く建設したい」と推進。相手予定候補者は、庁舎機能以外に掛かる費用や事業計画に疑問を呈している。

 竹富町民俗芸能連合保存会の事務局を30年以上も務めており、「各島に伝承されている文化遺産の保存継承を積極的に取り組む」とし、祭りの衣装や小道具の新調費用について「地域だけでは厳しいと思う。行政がしっかり手当てすることで、保存し後世に継承できる」と述べた。

 竹富公民館顧問で、同会元会長の前本隆一後援会長(92)は「操さんは、民俗芸能や古謡大会を開催するため役場から予算をとるのがうまかった。町長になっても県や国から予算をとってくるだろう」と評価した。

 会見には西表西部・東部、黒島、竹富、小浜、波照間から町議や支持者ら約60人が出席した。

 那根氏は4月3日、石垣市内で事務所開きを予定。

■プロフィル 那根操(なね・みさお) 1952年2月21日西表島祖納生まれ。八重山農林高校卒業後、㈱ハマケイで勤務。74年、西表島郵便局を振り出しに竹富町や石垣市内で35年間郵便局員として勤めた。2014年9月、町議会議員に初当選、現在2期目。21年6月から副議長。

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