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八重高から2チーム出場へ 日本最大級の学びの祭典

「MY PROJECT AWARD2021」に石垣島から出場が決まった左から当銘由羅君、清水耀史君、寺澤彩来紗さん=23午後、石垣市公営塾

「MY PROJECT AWARD2021」に石垣島から出場が決まった左から当銘由羅君、清水耀史君、寺澤彩来紗さん=23午後、石垣市公営塾

「MY PROJECT AWARD2021」

 日本最大級の学びの祭典「全国高校生MY PROJECT AWARD2021」にこのほど、八重山高校の3人が実施している二つのプロジェクトが選ばれた。同大会は、探求型学習に取り組む全国の高校生1万6754人(6195プロジェクト)から応募があり、勝ち残った48プロジェクトが出場できるもの。3人は25日に交流会、26日にプロジェクト発表にオンライン(非公開)で参加する。ファイナリストに選ばれた上位6チームは、翌27日に再びプレゼンテーションをオンライン上(一般公開あり)で行う。

 今回、八重山から出場するのは、八重高2年の清水耀史君(17)、寺澤彩来紗さん(同)、当銘由羅君(同)の3人。清水君と寺澤さんは、漂着ごみ問題を解決していく「島そうじプロジェクト」、当銘君はSDGsの八重山モデルを全国や世界へ広げていく取り組みを紹介する。

 「島そうじ~」は、清水君と寺澤さんが先輩たちから約1年前に引き継いだプロジェクト。〝石垣島の海を守りたい〟との思いから、海洋ごみ問題を解決するための方法を模索し、▽ゲーム性を兼ね備えたビーチクリーン▽ビーチクリーンで集めたペットボトルを材料にしたキーホルダー〝キャップルダー〟の製作と販売―などをこれまでに行ってきている。

 当銘君は、SDGsを遊びながら学べるボードゲーム「Get The Point」の八重山版を製作するためにクラウドファンディングを実施。「赤瓦の家」や「かりゆしウエア」など地元になじみ深いアイテムを使ったボードゲームを完成させた。

 全国大会に向け、寺澤さんは「3年間のプロジェクトなので、先輩の力も大きい。集大成として精いっぱいがんばっていきたい」と意気込み。清水君も「選ばれてうれしい。聞いたときは信じられない気持ちだった。先輩たちの思いも胸に、行けるところまで行きたい」と力強く語った

 全国大会出場が決まった時のことについて当銘君は「あまり行けるとは思っていなくて、今でも実感が湧いていない」と驚いた様子。「全国から面白いプロジェクトがたくさん集まるので、アイデアを盗んだり、僕のプロジェクトを通して共通する部分は共有したりして、新しいつながりを作っていたい」と期待を膨らませた。

 3人は、キャリア教育に軸を置いた学習指導を行う石垣市公営塾に通いながら、石垣島が抱える問題を高校生の視点から考え、実践している。

 日頃から生徒たちの成長を見ている講師の住吉優さん(44)は「ものすごくハードルが高い全国大会に八重山から2チームも選ばれるのはすごいこと。高校生が自発的に島を良くしようと島づくりに関わるのは良いこと。社会が良くなることを実感できているのが何よりもうれしい。全国にも面白い高校生がたくさんいるから、刺激を受けてほしい」とエールを送った。

 石垣市公営塾は、2018年から始まり今年で4期目。自律型人材育成を掲げ、プロジェクト型探求学習にも力を入れている。

  • タグ: 全国高校生MY PROJECT AWARD2021八重山高校
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