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町議の那根氏、出馬へ 前泊氏と同郷対決か

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竹富町長選

 海底送水管更新工事を巡る官製談合事件などで前竹富町長の西大舛髙旬容疑者の辞職に伴う竹富町長選挙(4月12日告示、17日投票)で、町議の那根操氏(70)=西表島祖納=が立候補の意向を固めたことが21日、分かった。那根氏が支部長を務める自民党竹富町支部は、議長の新田長男氏=竹富島=の擁立に動いていたが、20日の辞退を受け急転直下、那根氏に決めた。すでに出馬を表明している元町職員の前泊正人氏(44)=石垣市=も祖納にルーツを持つ。現段階では同郷同士による対決の様相を呈している。

 町議12人のうち自民党同支部に属するのは那根、新田、仲里俊一(西表島住吉)、山下義雄(同干立)、山盛力(同豊原)、上盛政秀(小浜島)大久研一(同)、加屋本真一(波照間島)の8氏だが、今町長選では山盛、大久両氏を除く6人で擁立作業を進めてきた。

 3月定例議会終了後、那根氏らは新田氏の住む竹富島へ2度出向き、新田氏の家族や後援会の説得に当たったが、最終的に新田氏は20日、身内の同意が得られないとして町議会副議長も務める那根氏に辞退を報告、同時に那根氏へ出馬を打診していた。那根氏は同日中に町議や家族、後援会などから出馬への了承を取り付けた。

 那根氏は21日、八重山毎日新聞社の取材に「以前にも支持者から出馬を求める声があった。首長の器ではないが、今回は新田議長のピンチヒッターとして挑戦したい」と決意を示した。

 前町長の逮捕による今回の出直し選挙について「町民の信頼を回復させないといけない。併せてコロナ対策、子育て政策、前町長から引き継ぐ形で西表東部への多機能複合型施設といったものも手掛けたい」と述べた。

 先に出馬の意向を表明した前泊氏は、出身地である祖納を中心に支持拡大に動いており、今月24日に会見を行う予定だ。同氏を推す議員は渡久山康秀(西表島中野)、大浜修(同大原)、宮良道子(黒島)、山盛の4氏。いずれも西表大原への役場移転の推進派。渡久山氏らは、2020年8月の前回町長選の候補者に前泊氏の名を挙げていた。

 一方、大久氏と公明党の三盛克美両氏は態度を明示していない。取材に大久氏は「支持者としっかり協議して対応を考えたい」、三盛氏は「人物が出そろわないと判断できない。政策や候補者の人柄もみることになるだろう」と話した。

 

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