石垣島マラソン 西川(男子) 、川﨑(女子)初V
2年ぶり、1477人出場 沿道に活気、完走率97%
第19回石垣島マラソン(石垣市など主催)が20日、市中央運動公園を発着点にフル、ハーフ、10㌔の各コースで行われた。621人が出場したフルマラソンは男子・西川朋秀=中城村=が2時間33分33秒、女子・川﨑望=東京都=が3時間32分31秒でそれぞれ初優勝を飾った。大会には3部門合計で1477人が出場、1439人が完走した。完走率は97%だった。沿道では2年ぶりのリアル開催を楽しみにした大勢の市民らが懸命に走るランナーに声援を送った。
フル男子は序盤から優勝した西川と準Vの大野純=千葉県=との一騎打ち。20㌔地点まで並んでいたが、中間地点から西川がじわじわと引き離し独走。終盤もペースを乱さず歓喜のゴールテープを切った。
フル女子は川﨑が中盤以降に強さを見せる快走。2位に約16分差をつけ悲願の優勝を飾った。
368人が出場したハーフは男子・宮竹南央哉=埼玉県=が1時間17分17秒、女子・岡井ゆかり=京都府=が1時間48分0秒、488人が走った10㌔は男子・笹原でいご=竹富町=が36分23秒、女子・野口歩美=那覇市=が44分18秒で制した。
石垣島地方気象台によると、スタート時の午前9時ごろの気温は22・5度、湿度は75%、東南東の風5・2㍍だった。終盤の午後1時ごろには25度近くまで上昇。汗がにじむ天気となった。
コース各地に設置されたエイドステーションではボランティアスタッフが選手の給水などに走り回り、大会をサポートした。
大会のスターターは元プロボクシング世界チャンピオンで市名誉市民の具志堅用高氏が務めた。
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