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竹富町議会一般質問 町立博物館に疑義

石垣庁舎 5月2日開庁

 竹富町議会(新田長男議長)の一般質問が14日あり、宮良道子、山下義雄、大久研一、大浜修、三盛克美の5氏が登壇した。西表島大原に予定している「竹富町文化振興・観光交流拠点」(町立博物館)整備について、人件費や維持管理費、施設の規模をただした。また、町役場石垣本庁舎は5月2日に開庁。大原庁舎整備は、新町長の誕生後に再発進させる。

(2面に質問要旨、9面に関連)

 同拠点施設は、西表多機能型複合施設整備計画の中の一部。拠点施設の基本計画案で施設規模は、博物館と図書室(延べ床面積3160平方㍍)、舞台設備機能の町民ホール(同965平方㍍、約350席)を想定。

 大久氏は町民の声として、図書室や博物館機能を縮小して、各島への施設整備を求めた。教育委員会の根原健社会文化課長は「意見をうけて今後の実施計画で検討していきたい」と答弁。大浜氏は、各島で保管されている貴重な資料を島外へ持ち出すことにためらう町民の声を代弁。「合意形成を得るため十分な説明が必要」とくぎを刺した。答弁によると事業費は一括交付金を活用。

 大原の町有地で並行して進めている、町主体の世界遺産センター整備は、2021~25年度まで5カ年計画で事業を行っている。展示室、レクチャールームなど延べ床面積約970平方㍍を見込んでおり、国の沖縄振興特定推進事業費を活用して事業を進める。補助率は8割。管理運営費、人員体制は、県や国に関わりを持ってもらい、予算捻出の働きかけも行っていく。大久氏の質問に通事太一郎世界遺産推進室長が答えた。

 現在、石垣本庁舎建設の進捗率は98%。29日に町が完了検査を行うが、新しい議場内のカメラモニターの搬入が遅れており、動作確認などを終えるのは4月中旬の予定。仮庁舎からの引っ越しは4月28日業務終了後から行う。仮庁舎は6月末までリース時期を延長。料金はこれまでの月800万円から150万円に減額となる。大久、三盛両氏がただした。

 宮良氏は、津波浸水区域に建つ同庁舎が津波で被災した場合、庁舎内で陣頭指揮をとれるか質問。新城寛樹防災危機管理課長は「庁舎の1階、2階が使用できない場合は、新石垣市役所の一部で対応することも考えないといけない。そうなると覚書も必要になる」と答えた。

 町当局は、具体的な施策などは新町長誕生後に示す方針。登壇した各議員は冒頭、前町長の逮捕に触れ、町民や関係者に陳謝する者もいた。

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