初の団体男女Vで凱旋 西表中バドミントン部
【西表】第60回八重山中学校新人総合体育大会のバドミントン競技で、初の団体男女、個人単男女、個人女子複優勝を成し遂げた西表中バドミントン部(池田亘顧問)の祝勝パレードが6日、行われた。干立、祖納、白浜集落で、家族や住民らが太鼓や拍手で盛大に祝福した。
メンバーは、「優勝できたのは、亘先生の指導や3年生の先輩が練習してくれ、先生方、地域・保護者の方々に支えられたおかげ」と深く感謝した。
男子シングルスで優勝した川端純主将は「チームの目標だった男女アベック優勝を成し遂げた。チーム全員が誰にも負けない練習を日々積み重ね、コロナ禍でも自主練を欠かさなかったことが大会への強い自信につながり、個人戦でもそれぞれいい結果を残すことができた」とふり返り、「シングルスで優勝でき、応援してくれた方々に感謝の気持ちを結果で伝えられた」と喜びをかみしめた。
女子シングルスで優勝した佐々木瑠海主将は「本当にうれしい。女子ダブルスの2人が先に優勝を決めていたので私も続きたいと思った。今までもらったたくさんのアドバイスを意識して、落ち着いて戦うことができた」と破顔一笑。
ダブルスで優勝した和光眞彩さん・山下福さんペアは、今までの敗退の悔しい思いをバネにした。「一つ一つを丁寧に意識して、気持ちの面では自信を持って強気で挑んだ」(和光さん)、「1年生から眞彩さんと組んで積み重ねてきたことを信じてプレーできてよかった」(山下さん)と喜びがあふれていた。
池田顧問は集まった人に感謝し、「この子たちはもっと上を見ているので、夏季大会に向けて応援お願いします」と話し、メンバーもすでに夏の大会を見据えていた。(曽根田容子西部通信員)
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