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1000万円加重収賄で再逮捕 県警、西大舛容疑者

海底送水管談合 新城―黒島工事で現金受領

 竹富町が発注した海底送水管工事をめぐる談合事件で県警は6日、業者側から1000万円の賄賂を受け取ったとして加重収賄容疑で前町長の西大舛高旬容疑者(74)=4日付で辞職=を再逮捕した。西大舛容疑者は現金を直接受け取ったという。

 県警は同日、町が2017年5月に発注した新城島と黒島を結ぶ送水管工事の指名競争入札でも公正な入札を妨げたとして、官製談合防止法違反容疑で西大舛容疑者とJFEエンジニアリング社員ら6人も再逮捕した。いずれも認否を明らかにしていない。

 西大舛容疑者の再逮捕容疑は、新城島―黒島間工事発注後の18年3月、最低制限価格を漏らしたことへの謝礼と知りながら、石垣市内で現金1000万円を受け取るなどした疑い。贈賄の業者側は公訴時効が成立している。

 開札調書によると、落札価格は8億4943万2000円と最低制限価格と同額だった。いずれの容疑についても県警は認否を明らかにしていない。

 那覇地検は6日、西大舛容疑者を官製談合防止法違反などの罪で、業者側5人を公契約関係競売入札妨害罪で起訴した。

 起訴状によると、西大舛容疑者は20年5月20日、石垣市内の飲食店で社員らに最低制限価格6億7288万1000円を記載した書面を社員らに渡し、同28日の入札で同社が1000円違いの6億7288万2000円で落札したとされる。

 起訴、再逮捕されのは西大舛容疑者のほかにJFEエンジニアリング社員のA容疑者(51)=千葉県浦安市=、JFEから事業を請け負った海洋土木業社長のB容疑者(69)=宮古島市=、同社の下請けで海上警備業務に従事していた漁業C容疑者(75)=竹富町小浜=ら。

 【加重収賄罪】収賄に加え、公務員が賄賂を授受する際に具体的な職務行為に関して承諾する「受託収賄罪」、公務員になろうとする人が将来担当すると思われる職務に関連し賄賂を受け取る「事前収賄罪」、公務員が具体的な職務行為を承諾して第三者に賄賂の供与・要求・約束する「第三者供賄罪」を犯すなどの行為に対する罪。

  • タグ: 海底送水管談合西大舛高旬
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