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「勝てば官軍負ければ賊軍」。明治維新の際…

 「勝てば官軍負ければ賊軍」。明治維新の際の薩長軍と幕府軍の戦いから生じたことわざという。「官軍」は政府の正規の軍隊で、「賊軍」は反乱軍。争いごとでは、勝ったほうが正義で負けたほうが不義となる。そんな意味合いで使われている▼2月27日に行われた石垣市長選は、3期12年の市政運営の評価を最大の焦点に争われ、現職の中山義隆さんが1万4000票余りを獲得し、新人の砥板芳行さんを破って4期目当選を果たした。砥板さんは「独善的な市政運営が続いている」としてチェンジ市政を訴え、1万2000人余りの支持を得た▼有権者は自ら信じる正義を託して意中の候補者に1票を投じた。それが中山さんに多く集まった。実績が評価された▼ただ、選挙に官軍、賊軍はない。みんな市民だからだ。中山さんも当選翌日のインタビューで、自らの公約を優先する一方で相手の主張も必要と思えば取り入れる柔軟な姿勢を示した▼敗戦が確定した後、砥板さんの奥さんもマイクを握った。「厳しい結果となったが、戦う相手がいてこその選挙。石垣市のために声を出してほしい」(28日付8面)。相手を尊重しつつ自陣も積極的に関与し、ともに市政を発展させようというメッセージ▼3月議会は7日開会する。かんかんがくがくの議論を。(比嘉盛友)

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