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教諭不足で幼稚園集約 久部良と比川来月休園方針

久部良、比川の園児をよなぐに幼稚園に集約する計画が進んでいる=2月25日、よなぐに幼稚園(田頭政英通信員撮影)

久部良、比川の園児をよなぐに幼稚園に集約する計画が進んでいる=2月25日、よなぐに幼稚園(田頭政英通信員撮影)

「よなぐに」に町教委

 【与那国】町教育委員会が2022年4月から、町内に3園ある幼稚園を1園に集約する計画を進めていることが2日までに分かった。町教委は幼稚園教諭不足を要因に上げ、次年度の運営が困難と判断。残り2園を1年間休園する方針だ。

 現時点で休園を予定するのは「くぶら幼稚園(園児14人)」と「ひがわ幼稚園(同1人)」の2園。園児を「よなぐに幼稚園(同22人)」に集約し、くぶら、ひがわの園児を町のバスで送迎する計画。

 町教委によると現時点の幼稚園運営体制は3園5学級に対し、教諭5人と職員2人。ただ、今年度末で3人が退職などを予定する。その結果、新たに人員を補充しても教諭3人、教員免許保持者の職員1人、免許がない職員の5人体制に。教員免許がない場合は学級担任ができず、5学級に4人しか配置できない状況となっている。

 町教委は県内自治体合同の職員採用試験でも幼稚園教諭を募集したが、応募がなかったと話す。2月15日の地域説明会で「幼稚園をつぶす気か」と厳しい言葉も投げ掛けられたが、担当者は「このままだと職員が1日も休めない。幼稚園教育の資質向上もうたわれるなか、物理的に数が足りない」と理解を求める。

 仮に園児1人のひがわ幼のみを休園にした場合、4学級に4教諭対応となるが、1人休むと1教諭で2学級対応となるため、園児の安全面に不安が残るという。

 今後、町教委の方向性として幼・小連携した行事は与那国小学校で行う。地域行事へは各自での参加を促す。よなぐに幼の定員は2学級60人。3園集約しても教諭ら5人で対応可能としている。

 休園期間は1年間と限定的だが、再開に向けた根本的な解決策は見いだせていない。与那国町は来年度、幼稚園検討委員会などを発足して今後の対応を協議する考え。

  • タグ: 与那国幼稚園
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