八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

市の未来へ政策相違 立候補予定 砥板・中山氏、浸透図る

38222.jpg

市長選あす告示

 石垣市長選(20日告示、27日投開票)で新人で前市議の砥板芳行氏(52)と現職で4期目を目指す中山義隆氏(54)=自民、公明推薦=はそれぞれ130項目、82項目の政策を掲げ、目玉事業を中心に浸透を図っている。平得大俣への陸自配備計画の賛否を問う住民投票、前勢岳北方のゴルフ場付きリゾート開発などで政策、見解の違いがある。

 陸自配備計画を巡り、砥板氏は住民投票を実施して結果を尊重することを盛り込んだ。市民合意のない配備強化・施設建設に反対する。中山氏は「国防や安全保障については1地方自治の住民投票で問うのはふさわしくない」として自らは提案しない考え。

 民間企業が計画するゴルフ場付きリゾートで、中山氏が自然環境に配慮した建設を掲げ、県の環境アセスメント手続きを終えていることなどから「環境に対する負荷はギリギリまで減らされている」との認識だ。砥板氏は「隣にはラムサール条約湿地の名蔵アンパルがあり、環境への負荷が大きい。大きな見直しを求めることになると思う」と懸念し、市独自の環境調査機関設置を挙げる。

 屋良部半島の大崎海域で国内大手旅行社が計画するポンツーン(人工浮島)事業には、砥板氏が白紙を含めた見直し、中山氏は人工浮島ではなく浮桟橋の整備推進の立場をとっている。

 政策発表で砥板氏は「保守、革新の立場を乗り越えて歩み寄り、意見を出し合って政策をつくった。必ず実現できる」と説明。学校給食費の完全無償化、北部診療所の設置、航空運賃離島割引と派遣費助成の拡充、全天候型公園の整備をアピールした。

 中山氏は「自民、公明としっかり議論して実現可能な公約を掲げた」と説明。進学祝い支援制度、新スポーツ施設整備、市役所跡地・美崎町の再開発、自然環境に配慮したゴルフリゾート、「市民の夢」応援プロジェクトを目玉政策に挙げた。

 

■市議補選、欠員2 出馬2氏準備

 石垣市長選(20日告示、27日投開票)に立候補を予定している市議の砥板芳行氏は18日、平良秀之議長に辞職願を出した。同議長は同日、会議規則などに基づいて許可、選挙管理委員会に通知した。これにより市長選と同日に行われる市議補選の欠員は1から2になる。

 市議補選には砥板陣営から前教育委員の大道夏代氏(53)、中山義隆陣営から八重山電気工事事業協同組合事務局長の伊良部和摩氏(48)が出馬を準備しており、告示日に両氏以外に立候補の届け出がなければ無投票当選となる。

 市議会は、砂川利勝氏の死去に伴い定数22に対し1の欠員が生じていた。砥板氏が辞職せずに立候補を届け出て自動失職すれば欠員は1のままだった。

 

  • タグ: 石垣市長選砥板芳行中山義隆
  • ※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。

    ページ移動

    キーワード検索フォーム