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漁業者、安全操業に不安 市長尖閣視察

マグロ漁船の漁具倉庫に掲げられている「尖閣で漁をする海人の会」の看板。漁業者は再開準備を進めている矢先の尖閣視察に困惑する=3日午後、八重山漁協近くの石垣漁港

マグロ漁船の漁具倉庫に掲げられている「尖閣で漁をする海人の会」の看板。漁業者は再開準備を進めている矢先の尖閣視察に困惑する=3日午後、八重山漁協近くの石垣漁港

中国の出方懸念

 日中間で緊張状態にある尖閣諸島を巡り、中山義隆石垣市長が1月31日に行った海上視察が波紋を呼んでいる。「尖閣で漁をする海人の会」の活動再開を準備している漁業者は「操業実績をつくりたいが、中国の出方によっては操業できなくなる恐れもある」と今後を不安視する。日中関係の専門家も安全保障上の観点から疑問視する。

 海人の会は数年前から活動を休止しているが、一本釣りや集魚灯の漁船7、8隻が再開を予定している。石垣海上保安部ともやりとりをしているという。八漁協の部会として組織を再構築し、尖閣ブランド化や燃料費補助要請に取り組む予定で、これに向け尖閣諸島周辺での操業実績をつくろうとしていた矢先のことだった。

 メンバーの一人、50代の漁業者は「自分の島と言いながら、こそこそ尖閣に行くのか。だったら堂々と行け」と怒り心頭だ。

 「今の尖閣の状態だったら、海保が守ってくれるので仕事はできるだろう。ただ、今回の視察・調査が中国を刺激することになれば、今後どうなるか。北京五輪期間中はおとなしくしているかもしれないが、終了後にどう出てくるか。中国の出方によっては仕事ができなくなる。本当に困る」と憂える。

  • タグ: 石垣市長尖閣諸島視察
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