薬物事犯検挙17人 19年比3倍超、汚染進行
- 2022年01月25日
- 災害・事件・事故
21年、八重山管内
2021年八重山警察署管内で薬物事犯検挙者数が17人(暫定値)だったことが分かった。19年の5人から3倍以上に増え、八重山でも薬物汚染の進行が浮き彫りになった。同署は、今後も取り締まりを強化するため、地域住民へ情報提供を呼び掛けている。
同署は24日までに、2019~21年の同検挙者数をまとめた。▽21年17人(大麻16人、覚醒剤1人)▽20年10人(大麻5人、覚醒剤3人、麻薬など2人)▽19年5人(大麻4人、覚醒剤1人)―。麻薬などにはMDMAやコカインが含まれる。
3年間で検挙者数は増加傾向。最多の21年は住民からの情報提供で検挙につながったケースもある。
3年分の統計を薬物別でみると、大麻25人(78%)、覚醒剤5人(16%)、麻薬など2人(6%)。大麻が8割弱を占めた。
捜査の関係から年代別は明らかにしていないが、沖縄本島と異なり10代の検挙者はおらず、全て20代以上。
以前に比べ違法薬物は一般市民でも安易に手に入りやすくなっており、関係機関では薬物乱用に対し警戒を強めている。
同署は、違法薬物が精神・身体への有害、依存症のリスクが高まることに注意喚起し、薬物利用や所持に関する情報を求めている
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