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与那国町と花蓮市が姉妹都市提携を結んだ…

 与那国町と花蓮市が姉妹都市提携を結んだのは1982年10月。今年は40周年の節目である。花蓮を訪問した町民のなかには、アミ族の踊りが印象に残っている人もいることだろう。赤を基調にした、あの鮮やかな衣装である▼多民族・多言語の台湾には、16の先住民族が暮らす。アミ族はその最大の民族であり、花蓮市を含む花蓮県を最大の居住エリアとする。タロコ族やセデック族、クバラン族なども暮らしており、花蓮自体も多民族・多言語だ▼日本台湾交流協会によると、日台間の姉妹都市提携は2021年11月現在で101組。1979年に最初の提携が行われ、2組目は与那国町と花蓮市である▼花蓮との提携では当初、台湾の経済的なポテンシャルを島に取り込もうと試みていたが、現在はソフト面にシフトし、中学校の修学旅行や小学生のホームステイが行われている。姉妹都市提携は、曲折の末に人材育成や異文化交流という着地点を見いだしたことになる▼新型コロナウイルスの影響で交流再開のめどは立たない。往来のリスタートを狙う高速船事業もやむなく足踏み状態だ▼たぶん今は交流の将来像に思いをめぐらす時だ。多言語・多文化の花蓮から見て、与那国の言葉や文化はどう映るか。交流の40年は、考えるヒントを用意してくれている。(松田良孝)

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