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救急出動、過去最多2621件 21年石垣市

グラフ_出動件数と搬送人数

グラフ_出動件数と搬送人数

社会活動回復が影響か

 石垣市内の2021年救急車出動件数が過去最多の2621件(前年対比122件増)に上った。救急搬送者数も同じく最多の2356人(同165人増)。石垣市消防本部(新城剛消防長)は「新型コロナウイルスが流行り出した2020年は、人流の減りや地元の警戒心も働き、件数が減少した。20年に比べ昨年は社会活動が回復気味にあったので増えたのでは」と推測する。

 救急出動件数は、20年前からほぼ右肩上がりで推移し、05年に年間2000件を突破。消防によると、平均で月当たり約200回強、1日当たり7回出動している。

 一方、出動しても当事者が搬送を拒んだり、搬送の必要性がないと判断されたりして不搬送となる事例も年間250~300件ほどある。

 21年の搬送者の事故種別を見ると、急病が1507人と最多。次いで一般負傷384人、病院間移動などの転院搬送278人、交通110人など。年齢別は65歳以上の高齢者が1301人と全体の5割以上を占め、64歳以下の成人が914人だった。

 同本部の東崎原学消防署長は、20年4月に八重山管内で新型コロナ陽性者が初確認された時期に遡り、昨年まで2年間の状況を分析。コロナ初確認の20年4~6月は人混みを敬遠した地元住民の外出自粛に観光客の入域数減も重なって救急車要請件が減少したとみてる。同年4、5月の月別出動件数は約160~170回と平均を下回った。

 21年は、コロナワクチンの普及、ウイルスへの知見収集が進むなど、社会活動回復の兆しが見え、「通常の出動回数に戻った」としている。

 同年は8~9月にかけてデルタ株による自宅やホテル療養者が急変し、急患として医療機関に搬送するケースもあった。

  • タグ: 救急車2021年
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