八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

市内飲食店の対応様々 まん延防止措置適用開始

新型コロナ対策の「まん防」措置が始まった石垣市。繁華街は閑散としている=9日夜、美崎町

新型コロナ対策の「まん防」措置が始まった石垣市。繁華街は閑散としている=9日夜、美崎町

時短、通常営業、休業

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け9日、沖縄県への「まん延防止等重点措置」の適用が始まった。県は飲食店に時短営業や酒提供停止、県民には不要不急の離島との往来など自粛を要請している。市内の飲食店では「時短」「通常営業」「休業」と対応が割れた。八重山管内の新規陽性者数は1~9日間で131人と感染拡大、「まん防」措置期間の31日までに県全域で収束できるかがポイントとなる。

 飲食店への要請では、認証店と非認証店で内容が異なる。認証店の営業時間は午後9時、酒提供午後8時まで。非認証店は午後8時まで営業可能だが、酒提供ができない。非認証店の協力金が高めに設定されているが、県は認証店の辞退申請も受け付ける。休業店舗も協力金支給対象となる。

 「まん防」が適用されたこの日、市内の繁華街・美崎町では客足が少なく閑散。「時短営業」と書かれた張り紙を掲示する店員の姿もみられた。市内では年明け後、新型コロナ感染拡大の影響も相まって観光入域客が減っている。

 地元客が多く来店する美崎町の焼鳥店は、認証店として時短営業を実施。同店によると11~12月の客入りは例年の7割ほどに回復。ただ、新型コロナ感染者が出始めた1月4日以降は「一気に静かになった」という。

 協力金の額をめぐって反発があることについてスタッフの女性は「休業して協力金をもらうメリットもないため2・5万円で構わない」と話した。客足が減ったためメニューを3分の1減らし、日持ちしない野菜類のメニューは削減して対応して乗り切る構え。

 一方、通常営業を決めた店舗も複数あった。ある認証店の居酒屋スタッフは「上司の命令で通常営業することになった。バイトの生活もあるので…」と事情を説明。通常営業のため同店は対象外だが認証・非認証店の協力金差については「別に何とも思わない」とした。

 「飲食店の売り上げが伸びないと、商品が入れられない」と明かすのはリース会社に勤める男性。「感染拡大は中小企業にとってかなりのダメージ」と語る。この感染拡大については「米軍から広まり、国の管理も甘かったと思う。その流れ弾が各離島まで来ている感じでやりきれない」と嘆いた。

  • タグ: まん延防止等重点措置新型コロナ
  • ※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。

    ページ移動

    キーワード検索フォーム