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子牛平均価格 前年超え

2021年の八重山、黒島のセリ価格はコロナ元年の20年から持ち直した=2021年1月12日八重山家畜市場

2021年の八重山、黒島のセリ価格はコロナ元年の20年から持ち直した=2021年1月12日八重山家畜市場

月別平均価格の推移

八重山、黒島市場67万円台

 JAおきなわが運営する八重山、黒島の両家畜市場で2021年に取引された子牛の平均価格はそれぞれ67万9409円、67万1837円となったことが最終の集計で分かった。平均価格は八重山で前年比8万5252円高、黒島で9万4981円高。両市場の売上総額も前年比8億3208万円増の61億7599万円と新型コロナウイルスの影響で下落した以前の水準に戻した。最高価格は八重山の去勢で122万6500円、メスで143万5500円、黒島の去勢で133万7600円、メスで130万1300円だった。

 八重山家畜市場では8192頭が取引され、売上総額55億6571万円。前年は8121頭、48億2514万円だった。取引頭数は前年比で71頭増、平均価格も8万5252円高くなったことで売上総額が7億4057万円増額となった。

 月別平均価格は2月と6月で落ち込んだが、偶数月は黒島家畜市場が開催されないことから購買者が少ないことが要因で例年通りの値動きとなり、去勢が68万円から78万円、メスが55万円から67万円の間で推移した。

 奇数月にセリが行われる黒島では913頭が取引され、売上総額6億1338万円。前年は904頭、売上総額5億1876万円だった。

 黒島市場でも頭数、平均価格とも上昇し、売上総額が9462万円の増となった。

 月別平均価格は去勢が67万円から79万円、メスが54万円から63万円の間で推移した。

 石垣島和牛改良組合の佐久川直組合長は「おととしはコロナの影響で不安定な値動きだったが、昨年はある程度安定してきた。年末年始でコロナが増えたが前回のようには価格に影響しないだろう」とする一方で「エサ代や資材代などが上がり経営コストを押し上げている。経営全体で見るとまだまだ予断を許さない状況にある」との見通しを示した。

 全国的に牛の頭数が減少する傾向については「沖縄は増えているが、今後、需要に対して供給が追いつかないことも懸念される。行政には増頭事業を継続していってほしい」と強調した。

 今年の初セリは11日から行われる。

  • タグ: 子牛セリ
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