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復帰前までは珍しくなかった祝日の門ごと…

 復帰前までは珍しくなかった祝日の門ごとの国旗掲揚。旗日と称していた▼米国の統治下から祖国日本へ復帰してまもなく50年。島の正月景観も変わった。日の丸掲揚は全国的にも廃れ、中には国歌、国旗を嫌がる人も。今年の正月、国道沿い大浜で1軒、宮良で1軒、竿頭(かんとう)付き日の丸を門に立ててある家を見た▼同じくかつての正月の空に競うように揚がっていた伝統凧を探してみた。ひとつも見当たらなかった。島の正月はこの国旗のはためき音と、伝統凧のうなり音が風物詩として住民の耳目に刻まれ語られてきた▼残念ながら、現在の社会情勢、集落環境下ではその景観の再興は難しい。日の丸は、沖縄の軍事基地が公平の観点から本土各地で応分負担されない限り、しばらくは負の象徴として敬遠され掲揚は難しいと思う。各戸からのたこ揚げも電線類の地下埋設が進まない事には夢物語でついえそう▼しかし、手をこまねいてばかりではいられない。島の風物詩の再興は模索の続く観光産業にとって宝ものになり得る。できるところからスタートしよう▼たこ揚げは電線のない星のや竹富島で試し揚げが始まった。50軒の瓦葺から一斉にたこが揚がる光景は想像しただけでも胸が躍る。本日は半世紀に及ぶ歴史を持つ石垣市新春凧あげ大会が南の浜町で行われる。(仲間清隆)

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