新成人「たゆまぬ努力を」
- 2022年01月05日
- 地域・教育
大人の第一歩を踏み出す新成人の門出を祝う石垣市主催の成人式が4日午後2時から、市民会館大ホールで開かれた。郡内の新成人は石垣市で518人、竹富町で33人、与那国町で16人の計567人。市の式典には新型コロナウイルスの陰性を確認した新成人426人が出席し、「立派な社会人になれるようたゆまぬ努力を重ねていく」などと決意。成長を見守ってきた家族や地域、恩師などへ感謝の気持ちを伝えた。式典は新型コロナ感染拡大防止のため、新成人のみの参加となり、父母などはライブ配信で視聴した。(11面に関連、12面に写真特集)
会場入り口付近では、新成人らが参加者カードを提出し、新型コロナウイルスの陰性証明を提示。受検していない新成人は市民会館中ホールで抗原検査を行ってから入場し、手渡された座席指定カードにそって間隔を空けて着席した。
場内は、色とりどりの振り袖や琉装姿の女性、カラフルなはかまやスーツ姿の男性らが再会を喜び、華やかな雰囲気の中で式典が行われた。
式辞で中山義隆市長は「大人として模範となるよう自己管理に努め、自信や希望や勇気を持って自分の道を進んでほしい」と激励。石垣市議会の平良秀之議長が祝辞を述べた。
新成人を代表して伊良部義智さんが「これまで先生、地域、両親と多くの存在が私たちを支えてくれた。ここにいる仲間全員が宝。10年後、20年後も刺激しあい、躍進できるように共に頑張っていこう」と呼び掛け、砂川希さんが「一歩一歩前進し、石垣島に感謝し、島の人間として貢献できるように精進していく」と述べた。
式典後のアトラクションでは、池城蓮さん、本田涼夏人さん、新城祥平さんが司会を務め、八重山3高校郷土芸能部OBの「鷲ぬ鳥節」で座開き。新成人バンドによるミニライブではかりゆし58の「アンマー」などが披露された。
与那国町でも4日、竹富町では各離島で2、3日に成人式が催された。9日には船浮公民館で成人式が開かれる。
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