師走のまち にぎわい 大型店やスーパー 年末商戦
- 2021年12月30日
- 社会・経済
大みそかを前にした29日、石垣市内の大型店やスーパーなどでは鏡もちやしめ縄、生花のほか、正月料理に使う豚肉やかまぼこなどを買い求める客でにぎわった。年末商戦はきょう、あすでピークを迎える。
このうちサンエー石垣シティ(真栄城学総合店長)では正月飾りや食材などを求める家族連れなどで終日混み合った。真栄城店長によると昨年より全般的に売り上げが伸びており、歳末ギフトも軒並み好調。特に八重山かまぼこや石垣牛など身内への産地直送ギフトがかなり伸びているという。
真栄城店長は「あいさつ回りができない代わりにギフトを贈ろうという方が多い。元旦のオードブルの注文なども昨年以上。去年帰省できなかった方も、ことしはたくさん帰ってきているのでは」と推測した。
孫の崇さん(28)とともに年越しそばや中味汁の具材などを買い込んでいた仲里カツさん(83)=伊原間=は「おいしい料理を作って島にいる子や孫たちと過ごしたい。島外にいる孫たちには牛汁を炊いて送る予定」と笑顔。崇さんは「ばあちゃんのそばを食べると年越しだなと感じる。皆でいい正月を迎えたい」と話した。
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