八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

「独善的市政を刷新」 砥板氏、出馬を表明

石垣市長選への出馬を表明する砥板芳行氏=26日午後、アートホテル石垣島

石垣市長選への出馬を表明する砥板芳行氏=26日午後、アートホテル石垣島

石垣市長選 初の保革共闘実現 陸自住民投票、実施に意欲

 来年2月27日の石垣市長選で保革4団体から擁立された保守系市議の砥板芳行氏(52)は26日午後、市内ホテルで会見して出馬を表明した。「独善的な市政運営を継続するのかどうかが問われる」として市政刷新を訴えた。市民団体が求めている平得大俣への陸上自衛隊配備計画の賛否を問う住民投票について「早い時期に実施できるよう取り組んでいきたい」と実現を約束した。政策については今後、4団体とすり合わせを行う。(9面に関連)

 砥板氏は冒頭、集まった4団体の支持者らに「志半ばで他界された砂川利勝さんの仏前に手を合わせてきた。砂川さんの市政への思い、志をしっかり受け継いで皆さんの期待に応えられるよう頑張りたい」と報告。「石垣市に必要なことは、政治信条や立場の違いを乗り越え、『この島に生まれて、この島に住んで本当に良かった』と思える石垣市を創っていくことだ」と表明、対話重視の姿勢をアピールした。

 住民投票には「配備されたら終わりではない。今後さまざまなことが起きる可能性もある。未来に向け市民の意思を表示させる作業は必要だ」との認識を示し、投票の内容とテーマについて協議する考えを示した。

 現市政3期目の評価について「議会・市民軽視の独善的な市政運営が続いている」と批判、新庁舎建設を巡る問題点を指摘した上で「9月議会で警鐘を鳴らしたが、市長からは1度も説明はなかった。それどころか事実を隠蔽し、暴露されると開き直る。このような市政を許すと、この島はとんでもないことになる」と語気を強めた。

 砥板氏の出馬表明に先立ち、次呂久成崇県議は「市政を刷新するため保守革新というイデオロギーを超えて結集した。丁寧に経緯を説明し、砥板氏を含めて対話を重ねれば必ず一つにまとまる。このようなメンバーがそろうとは夢にも思わなかった。市政を刷新したいという思いが歴史的な場面をつくった」と市長選で初めて実現する保革共闘の意義を強調した。

 砥板氏は自民党から離党、保守主義・ナショナリスト団体「日本会議」と八重山防衛協会から退会することも明らかにし、「一線を画する」などと説明した。

プロフィル

 砥板芳行(といた・よしゆき) 1969年10月8日生まれ。浜崎町。登野城出身。東京デザイナー学院建築デザイン科中退。2006年八重山青年会議所理事長、08~09年日本青年会議所沖縄地区協議会副会長。10年9月の市議選で初当選。現在3期目。

  • タグ: 石垣市長選砥板芳行出馬表明
  • ※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。

    ページ移動

    キーワード検索フォーム