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7年前に石垣島に戻ってきた。両親の作る…

 7年前に石垣島に戻ってきた。両親の作るマンゴーの木のように、この島の土に根を下ろし、枝を茂らせ、いつか花を咲かせる。そして、その褒美に実った果実を家族や友人、地域に恩返しとして還元したい、という希望を抱いて戻って来た―▼ところが、嵩田の実家から400㍍離れた平得大俣への陸上自衛隊配備計画が突如、明らかになった▼でも予定地に隣接する開南、周辺の嵩田や於茂登の住民の意思すらも置き去りにされたまま計画は進んだ。近くに住む人間として住民投票を求める署名活動の先頭に立って1万4000筆余りを集め、3年前の今ごろ市に直接請求を行った▼その金城龍太郎さんが21日、自治基本条例(改正前)を根拠に住民投票実施を直接請求した場合に選挙権を有する市民が投票可能な地位にあるかどうかの確認を求める当事者訴訟で意見陳述を行った▼「私は、物事を進める上でプロセスが一番重要だと考えています。プロセスにかかる手間が民主主義の成熟度とも比例すると思っています。島を二分するほど関心の高い問題だからこそ、お互いの意思確認の場が必要です」▼でも実現していない。「あれから3年。私には2人の子どもができました。子どもたちの成長とは対照的に私たちの時間は止まったままです」。(比嘉盛友)

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