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新庁舎計画で賛否 与那国議会一般質問

議員ら「英断」「白紙」求め 日帰り観光増加も

 12月定例与那国町議会(崎元俊男議長)の一般質問最終日は21日、杉本英貴、與那覇英作、田里千代基、与那原繁の4氏が登壇した。新庁舎建設計画では町長に現計画での「英断」や「白紙」を求める声があり、議員間でも賛否が割れた。町内のアイランドホテル与那国が休館した影響で、春先の団体客が日帰り観光にシフトしたことも分かった。町は近く関係団体と検討会を設ける。

(4面に質問要旨、9面に関連)

 新庁舎建設計画で與那覇氏は、現状の計画を再確認。譜久嶺弘幸副町長は従来の手順通り、基本構想から実施設計まで策定して建設した場合、「6~7年後になる」と想定。また、町は現地建て替え案を念頭に、休館している大規模ホテル1階や離島振興総合センターを仮庁舎にする検討も実施したと説明した。同センターは津波時の危険区域だと言う。

 與那覇氏は「金額は15億円で収まるような設計にしてほしい。検討委員会からやり直す時間はないので英断を」と求めた。

 第三者委員会設置の計画策定を求める田里氏は「前町長が白紙撤回して、立地場所選定からゼロベースと言っている」と主張、計画の撤回を訴えた。

 糸数健一町長は「議員は町民の代表。再度、吟味して場所がいやなら、皆さんで決めていただきたい。町長が独りよがりで決められない」と反論した。離島振興センターを仮庁舎とする可能性について譜久嶺副町長は「ほぼ危険区域なので2~3年居座ることは難しい」と述べた。

 田里氏は「総合センターは遊んでいるので2千~3千万かけて改修したらいい」と仮庁舎としての活用を提案した。

 与那原氏は㈱フジドリームエアラインズ(FDA)の就航予定を確認。町企画財政課によると、来年3月17~23日の7日間、1日1便で就航するが、大型宿泊施設の閉館で滞在時間4~5時間の日帰りツアーという。

 上地常夫総務課長は23日に町、観光協会、商工会、航空会社、ホテル担当者との間で第1回の協議を行うと報告し、「どういう条件で再開にこぎつけられるか、整理して、再開できるようにしたい」と述べた。1~2カ月に1回の開催を見込んでいる。

 杉本氏は田原川整備の進捗、予算執行状況をただした。

  • タグ: 与那国町議会
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