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箕底氏、出馬向け準備 石垣市長選、三つどもえか

 来年2月27日の石垣市長選で、保守系市議の箕底用一氏(40)が出馬に向けて組織固めを行うなど準備を進めていることが20日、分かった。箕底氏は後上里厚司氏と会派「未来」を組み、与党の一角を担っているが、現職とは距離を置いている。市長選は、現職の中山義隆氏(54)と保革共闘を目指す勢力に加え第3局が参戦する可能性も。現職対抗馬に流動的な要素が浮上した。

 箕底氏は西大舛髙旬竹富町長らと近い。同日、報道陣に「自民党本部の幹部から現職が出られない可能性もあると聞かされているので、いざというときのために体制づくりをしている」と述べた。

 現職が出馬を断念する可能性があるとする理由について詳細を明らかにしなかったが、後援会や一部団体と会合を重ねているという。20日までに年末年始あいさつに使う「石垣市議会議員三期(次期 石垣市長)」と書き入れた名刺も用意した。ただ、関係者によると内部には慎重論もあるという。

 一方、中山氏はすでに12月議会一般質問で事実上の出馬表明を行っており、年内には会見を行う見通しだ。

 自民党石垣市支部の我喜屋隆次幹事長は、箕底氏が自民党幹部から伝えられたとする情報について「党員でもなく党籍もない人が何を根拠にそういう話をしているのかまったく分からない。幹事長としてもそういう情報は一切聞いておらず、組織論としてもありえない。明らかな選挙妨害だ。かく乱を狙っているのか」と一蹴する。

 現職が出馬する場合の対応について箕底氏は「支持団体などと調整し、勝算の可能性を見極める必要がある」と述べるにとどめた。

 箕底氏はもともと市長選には意欲的で6月から可能性を模索、野党側の人選作業を注視していたが、野党市議らは別の保守系人物を擁立することでほぼ一致、出馬会見に向けた日程もほぼ決めている。野党市議の1人は箕底氏の動きについて「見守るしかない」と静観する構えだ。

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