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収穫機導入前倒しを 竹富町議会一般質問

県担当事業に不満も

 12月定例竹富町議会(新田長男議長)一般質問2日目は16日、大久研一、上盛政秀、山下義雄、宮良道子の4氏が質問した。山下氏は、県が担当する西表島の白浜―船浮航路しゅんせつ、干立から西表小中学校までの通学路整備の進展がみえないことに不満を示した。小浜島へのさとうきび収穫機(ハーベスター)は2023年度導入を計画。大久氏は、機械の効果を強調し22年度での前倒し導入を求めた。(2面に質問要旨)

 白浜―船浮間の移動は船。航路の喫水が浅いため、町が以前から県へしゅんせつを要請している。県道215号線の通学路は、歩道に飛び出た街路樹の根に足を取られ転倒する人もおり、やむなく道路を歩く状況にあるという。

 山下氏は、事業執行にスピード感が無いと指摘。田代仁まちづくり課長は事業化へ「再度要請したい」と答えた。

 老朽化が著しい農協丸の代替船として、町が造船を進める多機能型貨物船は、当初の計画から1年遅れとなっている事が分かった。内閣府から、多機能性や収支計画など基本構想の再検討を指摘され、精査や解決へ取り組んでいる。建造時期は未定。大久氏の質問に小濵啓由政策推進課長が答えた。

 今後、保全しながら公開を目指す小浜島ウティスク山遺跡について上盛氏は、同遺跡を中心とした拠点整備を提案した。

 宮良氏は、黒島と西表地区への複合型福祉施設整備計画についてただした。新さとみ福祉支援課長は人材不足などを解消し、次期計画で基本計画の策定や、補助メニューを探して早い時期で取り組む考えを示した。

 町役場石垣庁舎、大原庁舎について大久氏が質問。石垣庁舎整備の進捗状況は計画より20日遅れているが、工程を組み替えて年内で50%を完成させ、予定通り来年3月末の完工を見込む。仮庁舎からの引っ越し時期が後ろに延びることで、仮庁舎のリース料金が新たに発生する可能性もあり、町当局はリース期間の延長や減免などを含めリース先と調整中。

 大原庁舎等の整備は現在、基本計画策定業務の執行率が50%。職員配置数などを検討していく。県との調整で、庁舎機能部分には緊急防災減災事業債が使えないという。海上交通網などの条件整備が整わなければ、町長室や町議会議場の大原移設は難しい。

 宮良氏は、大原庁舎等の整備で町民の意見も吸い上げて計画に反映させるよう要望。小濵課長は、町民が判断できるよう資料をまとめ町民を交え議論する方針を示した。

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