野鳥の大量死確認 鳥インフル陰性 農薬原因か
石垣市平田原地区の水田でカルガモなど野鳥が大量死しているのを12日から14日にかけて、複数の通行人が発見。環境省石垣自然保護官事務所が鳥インフルエンザの簡易検査を実施したところ陰性だった。死んだ野鳥はさらに詳しく調べる遺伝子検査のため研究機関へ送られる。
同事務所や県自然保護課などによると、12日から14日にかけてカルガモやコガモなどカモ類9羽とバン1羽の合わせて10羽の死体が同一区画の田んぼから見つかった。
農薬を食べたことで死んだ可能性があることから、県では今後、使われた農薬についても調査する。
同地区は国の特別天然記念物カンムリワシの生息地でもあり、生態系への影響も懸念される。
野鳥の捕獲や殺生は鳥獣保護管理法で禁じられており、違反した場合は1年以下の懲役、または100万円以下の罰金が科される。
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