西原町に住む親戚を訪ねるには…
- 2021年12月12日
- 不連続線
西原町に住む親戚を訪ねるには、これまではモノレール駅の終点・首里からタクシーを利用していた。先日、久しぶりに再訪の機会を得た▼モノレールはコロナ禍で島を出そびれている間に延伸、終点は浦添市の浦西てだこ駅。ただ浦添市は不案内なので、やはり首里で降りてタクシーを利用することに▼駅を降りたらタクシー乗り場に客待ち車が一台止まっていた。乗り込んで「西原の○○団地まで」と告げたら「お客さん、石垣からね。なまりが懐かしいね。自分も八重山だよ」とおしゃべりが始まった▼「モノレールが延伸されたが浦添の駅は初めてなので、いつもの首里下車にした」と話したら、「お客さん、首里からでは高くついてしまうよ。浦添駅と言っても、西原のその団地は、モノレール終点のてだこ駅からワンメーターちょいで行ける距離、次からはそうしたらいい」と自身にすれば売り上げは多い方がいいはずなのに節約の勧め▼「お客さん、訪問先の電話番号分かりますか。カーナビを利用して、最短距離を探して行きましょう」とも提案。おかげで周囲がだいぶ様変わりした西原町の団地には遅滞もなく、到着▼こんな時はチップに限るとつり銭不要を申し出たら「気持ちだけもらうね。今度、タクシーを利用する時はよろしく」と電話番号を差し出し走り去っていった。(仲間清隆)
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