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黒島で軽石調査 竹富町、県と対応協議

黒島港に漂着した軽石。海岸や海面が灰色に覆われている=6日午前、黒島

黒島港に漂着した軽石。海岸や海面が灰色に覆われている=6日午前、黒島

 【黒島】竹富町黒島の港や海岸にまとまった量の軽石が漂着しているとして6日、町職員が現地調査を行った。今後、除去作業も視野に県と対応を協議していく。現在のところ、定期船の黒島運航に支障は出ていないが、船が着岸する黒島港内に流入も確認されているため、住民や町は警戒を強めている。

 黒島公民館によると、小笠原諸島の海底火山由来とみられる軽石が先月25日ごろ、島内の海岸で発見された。現在は、ほとんどの海岸で確認され、島の北側や東側でまとまった量が漂着している。

 6日、職員は黒島港の船揚げ場周辺と港西側の砂浜を調査。砂浜の軽石は、今月3日に職員らでトン袋2袋分を回収したが、6日の調査で再び流れ着いているのを確認。船揚げ場周辺は、北東の風の影響で幅3㍍の軽石が帯状に堆積。大きさは米粒からゴルフボールぐらいのものまでさまざま。小粒の軽石も浮遊し海面を覆う。

 調査をした町まちづくり課の大底剛史技師は「先週の3日に比べて、両方合わせると2倍近い量の軽石が漂着している」と指摘。「風向きや潮流によって、軽石が動くので、対策のための予測が立てにくい」と対策の難しさについて話す。

 八重山土木事務所によると、軽石の流入を防ぐオイルフェンスの設置は、定期船航路をふさぎ住民生活に大きな影響を与えることが予想されるため、慎重にならざるを得ない。量にもよるが、滞留する軽石の除去作業でライフラインを維持したい考え。

 除去した軽石の最終処分は県が担う。一方で処分場所や方法が決まっていないため、当面の間は各島で仮置することになる。

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