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翁長初勝利 鮮烈の右 K-1、プロ2戦目成長証

磨いてきた右のパンチを繰り出す翁長正吾(右)=ⒸK―1

磨いてきた右のパンチを繰り出す翁長正吾(右)=ⒸK―1

プロ初勝利を飾りトロフィーを手にする翁長正吾=ⒸK―1

 【東京】K―1の「KrushEX2021VOL7」が11月27日、東京都のGENスポーツパレスで開かれ、スーパーフェザー級で出場した石垣市大川出身の翁長正吾(29)=ウィラサクレック・フェアテックス西川口所属=が髙口賢史郎=K―1ジム五反田チームキングス所属=を判定で下し、プロ初勝利を飾った。

 翁長はことし4月、郡内出身者では初となるK―1プロデビュー。2戦目の相手は距離を詰め、前に出てくる「やりにくいタイプ」(翁長)だったが、序盤から上下に打ち分け冷静に攻めた。終始優勢に試合を進め、最終第3ラウンド残り5秒で右フックでダウンを奪いこれが決定打に。3―0の判定勝ちで悲願の初勝利を手にした。

 翁長は「プロは結果が問われる世界。どうしても勝ちが欲しかった。終盤は本当にきつかったが、石垣島から応援してくれている友人たちがいたから踏ん張れた。結果で恩返しできて良かった」と振り返った。

 4月のデビュー戦では僅差の判定負け。悔しさ以上に「観客の注目を浴びる中で戦える楽しさ」を感じたという。2戦目に向けてボクシングジムへ稽古に出向き、ジャブ、ストレート、フックなどパンチの基本とテクニックを磨いた。

 パンチで奪ったダウンについて「練習の成果が出せたし、今後の自信になった」と手応えを語るも「勝ったこと以外は全て反省点。ここから気を引き締めて精進していきたい」とさらなる成長を誓った。

 

■戦う薬学生 目指す頂 スーパーフェザー級

 翁長が格闘技を始めたのは25歳。通っていたフィットネスジムでプロキックボクサーに声をかけられ、現在のムエタイジムへ移籍した。3年のアマチュア期間を経て、ことし4月にプロデビュー。

 また格闘家でありながら現在は帝京大学薬学部に在学中。薬剤師を目指して勉学に励みながら競技に打ち込んでいる。

 試合2日前には大学の試験を受けるというハードなスケジュールもこなした。「追い込み中で水や糖分もとれないままでの試験だった。試合よりも一番しんどかった」と苦笑い。それでも「自分にしか歩めない人生だと思っている」とやりがいを語る。

 目標は「日本チャンピオン」。今後はプロとして「魅せる勝ち方」を追求していく。「ここから勝ちを重ね、もっと大きな舞台で戦いたい。見てくれている人が盛り上がるような試合ができたら」と語り、地元石垣島に向けては「がむしゃらに頑張るので応援してほしい」と呼び掛けた。

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