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カンムリワシ事故13件 「最大限の注意で運転を」

交通事故とみられるけがで2度目の保護となったカンムリワシの「かおる」=11月28日午前、たまよせ動物病院(環境省提供)

交通事故とみられるけがで2度目の保護となったカンムリワシの「かおる」=11月28日午前、たまよせ動物病院(環境省提供)

治療スペース逼迫

 「カンムリワシが飛べなくなっている」。11月28日の朝、立て続けに2件の通報が環境省石垣自然保護官事務所に入った。交通事故疑いも含めて石垣島では今年に入り7件、西表島では6件発生。13件の事故のうち、6羽が死んでいる。

 石垣島では、たまよせ動物病院とやいま村が治療とリハビリを行っているが、相次ぐ事故に飼育スペースが逼迫。同事務所の山本以智人上席自然保護官は「この状況で救護個体がふたたび出たら対応は難しい」と危機感を強める。

 今回、交通事故に遭ったと見られるのは、9月22日にけがで動けないところを保護された「かおる」と2015年に衰弱しているところを救護された「ロック」。2羽は個体識別のための足環を前回の救護で装着されている。

 かおるは南風川(ハイガー)橋付近、ロックは名蔵フーネ付近で飛べないでいるところを通行人が発見。かおるは左の翼にひどい骨折が見られ、ロックは口腔内から大量に出血していた。

 現在は搬送されたたまよせ動物病院(土城勝彦院長)で治療が進められている。

 石垣島、西表島ともに昨年の交通事故件数を11月時点で上回っており、山本上席自然保護官は「これからの季節は、さらに事故が増える傾向がある。最大限の注意を払って運転してほしい」と呼び掛けている。

  • タグ: カンムリワシ事故環境省石垣自然保護官事務所
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