キビ5工場で12万㌧
21/22年期生産量見込み
八重山地区内5工場の2021/22年期サトウキビの生産量は、前期実績を8306㌧(7・0%)上回る12万6380㌧が見込まれている。7月と9月に八重山地方に接近した台風の影響もなく、収穫面積は2096㌶と前期より約206㌶増えたことが影響。生産量は全ての工場で前期を上回る見込み。10㌃当たりの単位収量の平均は5・7㌧と前期より0・546㌧減少したものの石垣島製糖、小浜製糖、波照間製糖で6㌧を超える見込み。操業開始は小浜製糖以外が年内を予定している。
石垣島製糖は12月3日の操業開始を予定。収穫面積は前期実績を111㌶上回る1499㌶を予定。単収約6・109㌧で生産量は9万1552㌧と前期から5894㌧の増産を見込んでいる。
小浜製糖工場は来年1月11日の操業開始。収穫量は前期を212㌧上回る4064㌧を見込む。収穫面積が79・30㌶と前期から約10・87㌶増えたことが要因。
西表糖業は、地区内で最も早い12月2日に操業開始。収穫面積198㌶と前期から21・4㌶増加し、収穫量は前期を1079㌧上回る1万2538㌧と予想している。
波照間製糖は、12月4日の操業開始を予定。収穫量は1万3365㌧と前期実績から720㌧上回る。
JA与那国支店製糖工場は12月10日に操業を開始。収穫面積100㌶とほぼ同じ水準。生産量は前期比401㌧減の4861㌧を見込んでいる。
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