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軽石漂着 増加の一途

確認状況

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海岸・港湾で14カ所 石垣港閉鎖は見送り

 小笠原諸島の海底噴火由来と見られる軽石は、11月30日までに石垣市と竹富町で少なくとも14カ所確認、増加の一途をたどっている。現時点で被害は報告されていないが、各自治体は軽石の大量漂着を懸念し情報収集や今後の対応を協議中。石垣港の一部閉鎖を検討している石垣市は、12月1日付の閉鎖を見送った。

 11月30日までに八重山3市町と八重山毎日新聞社が確認した八重山地方の軽石漂着・漂流は、石垣島と竹富町で各7カ所あった。確認日時点の傾向として軽石は当初、島の東側に漂着していたが、直近では南や西側でも確認されている。

 同月29日には八島町の養殖場周辺に軽石が流入。市水産課によると滞留した軽石は、状況をみて同課と八重山漁協の魚類養殖研究会が除去作業を行う予定。モズクなど他の養殖施設での対策は、漁協の各研究会が行う。

 市環境課は石垣島北部~東部方面を巡回して軽石の状況を調査中。大城智一朗課長は「緊急に回収する場合は、県と協力してボランティアを募る」と方向性を述べた。市民から情報提供も求めている。

 市港湾課は、軽石の流入を防ぐため石垣港の一部をオイルフェンスで閉鎖する検討を継続している。下地敏之課長は「状況が変わったら閉鎖できるよう準備する。定期航路内にも帯状での漂流が見られた」と船への影響を懸念した。

 竹富町では竹富島、小浜島、西表島、鳩間島の4島で軽石が確認された。同町まちづくり課によると現時点で具体的な被害は報告されていない。担当者は「港湾内で体積すると船が止まる可能性がある。港湾内の軽石が怖い」と警戒。状況次第で県にオイルフェンスの手配を求める。

 与那国町は同町への軽石漂着を確認していない。

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