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こうなるとわかってはいたけれど、ここまで

 こうなるとわかってはいたけれど、ここまでとは思いもよらなかった。市役所移転後の旧庁舎である。朝夕や昼食時の出退勤風景の様変わりは当然、訪れる市民の姿も皆無になった▼600人近い人たちが働く八重山最大規模の事業所である。終日出入りしていた公用車の往来もなく周辺は閑散としている。旧庁舎構内は、所有者不明か自転車や原付バイクが置き去られ、出入口はすべてチェーンで封鎖、静寂のうちにある▼さらに移転の現実を思い知らされるのがたそがれ時。そこだけ照明が灯らず、構内は闇の中に沈んでゆく。一日も早い跡地活用を願う▼このたびの移転で残念なことがある。開庁日に合わせて市役所利用者のための路線バス拡充を働きかけ、万全の態勢を準備できなかったか。こうなることがわかっていたことである▼むろん市の権限外、一存でできることではない。取り組んだものの間に合わなかったのかも知れない。それでも、市民あっての市役所である▼八重山病院経由の「市役所線」新設やダイヤ、経由地の拡充、空港線の経由地追加などを検討することで、市街地一円はもとより、白保、宮良、大浜からの交通利便性は格段に向上したはずだ。職員のバス通勤を促すことにもつながる。わずかでも「脱炭素化」に貢献できたかも。(慶田盛伸)

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