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2021年度秋の叙勲 名嘉地用輔氏、仲筋一夫氏

名嘉地用輔氏

名嘉地用輔氏

仲筋一夫氏

 政府が3日付で発表した2021年度秋の叙勲の瑞宝小綬章に地方自治功労で元県監査委員事務局長の名嘉地用輔氏(80)=石垣市石垣出身・那覇市在=、教育功労で元公立高校校長の仲筋一夫氏(77)=石垣市宮良出身・那覇市在=が選ばれた。

 

■瑞宝小綬章 名嘉地用輔氏(地方自治功労)

仕事を誠実にこなす

 1964年に琉球政府採用後、72年に日本復帰を迎え県職員へ。直後に配属された財政課では復帰後の県予算編成を担当するなど手探りの業務に日夜奮闘した。

 知事公室秘書課長、地方課長を務めた後、94年4月に石垣市助役に就任。1期目の大浜長照市長を2年間支え、第1回トライアスロンワールドカップ開催、サッカーパークあかんまオープン、ごみ焼却炉完成などに立ち会った。

 「与えられた仕事を誠実にこなすことが公務員の務め」。出向先の沖縄コンベンションビューローや県工業連合会で常務理事、専務理事を歴任し、観光・商工業の発展に尽力。2002年の定年退職まで現場主義を貫いた。

 受章に「運良く選ばれただけ」と謙遜。「15の違った職場を経験したが嫌な仕事は一つもなかった。それだけ良い後輩や先輩、職場環境に恵まれたということ。本当にありがたい。公務員冥利に尽きる」と笑顔を見せた。

 故郷八重山については「非常に豊かで恵まれている島々。優秀な人材も多い。積極的にいい方向に発展させるような努力をしてほしい」と思いを寄せた。

 

■瑞宝小綬章 仲筋一夫氏

教育はライフワーク

 大学卒業後、1967年に母校・八重山高校で理科教諭として採用。38年間の教員生活では高校生の発達課題を「子どもたちの目線から捉える」教育を目指し実践した。豊見城南高校、浦添高校で校長を務めたほか、県、九州高校校長協会の会長を歴任した。

 退職後の2005年には県ユネスコ協会会長に就任。県内初のユネスコ政府委員として無形文化遺産「組踊」の登録にも貢献した。

 現在は保育園や留学生の進学をサポートする日本語学校「ステップワールド日本語学院」を那覇市で経営。「教育はライフワーク」をモットーに掲げ人材育成に尽力している。

 受章に「行く先々で良き先輩や後輩、同僚たちに出会えたことに尽きる。おかげで仕事が楽しかった」と語り、「人の能力は知識や技能にとどまらない。周りにどれほど頼れる仲間がいるか。そういう意味で私は恵まれた」と笑顔を見せた。

 教育の本質は「子どもたちの根底にある『成長したい』という気持ちをゆすり動かし目覚めさせること」。「今後は幼児が学べるインターナショナルスクールをつくりたい」と次なる夢を掲げている。

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