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北部振興に支援を 助成終了で市に要請

活動内容などを説明する石垣市北部農村集落活性化協議会のメンバーら=8日午後、市役所庁議室

活動内容などを説明する石垣市北部農村集落活性化協議会のメンバーら=8日午後、市役所庁議室

財源確保へ調整の考え 活性化協

 石垣島北部での暮らしを続けていくために持続可能な地域活性化を展開する石垣市北部農村集落活性化協議会(我喜屋隆会長)が8日、公的助成金の終了で来年度の運営資金の確保が困難になっているとして石垣市に支援を要請した。これまで積み上げてきた活動は道半ばであるため、活動の継続には集落支援員(兼任)と活動資金が必要不可欠と訴えた。市は財源確保に向け調整する考えを伝えた。

 同協議会は2015年に、農林水産省の農村集落活性化事業補助金を活用して北部地域13公民館で組織された。同補助金が終了した2020年度からは有志メンバーが地域づくり団体「ゆんたみ」を立ち上げ、県地域振興協会の助成金(地域づくりイノベーション事業)を受けて活動を維持しながら自走に向けた取り組みを実施してきたが、同助成金も今年度で終了する。

 ゆんたみは「ゆんたく(おしゃべり)」と「農民」を掛け合わせた造語。北部の魅力を発信し、子育て世代の移住を促進するという目標を掲げ、少子化による平久保小学校の休校、住民の高齢化に伴う集落の消滅危機など過疎地域の課題を解決しようと取り組んでいる。

 同協議会の我喜屋会長らが市役所に中山義隆市長を訪ね、「今後の活動維持は北部地域の必須要素」として協議会への集落支援員(兼任)の配置と農村集落活性化事業補助金に代わる援助を要望した。

 中山市長は「北部の活性化に頑張っていると感じている。均衡ある発展のため、今後も支援できるところは支援したい」と応じ、棚原長武農林水産商工部長が「市としても北部振興は重要施策の一つ。単費でも何とか継続できるよう調整したい」と説明した。

  • タグ: 石垣市北部農村集落活性化協議会ゆんたみ
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