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汚泥処理センター建設へ 竹富町、23年度供用開始予定

西表島汚泥再生処理センター(完成イメージ図)

西表島汚泥再生処理センター(完成イメージ図)

西表島汚泥再生処理センター位置図

西表全域、鳩間をカバー

 竹富町は、西表島高那地区に汚泥再生処理センターを建設する。5日、竹富町議会(新田長男議長)臨時会で事業費18億3095万円の工事請負契約案が全会一致で可決された。西表島全域、鳩間島から出たし尿と生ごみを処理し堆肥化する。工期は2022年度末、23年度に供用開始を予定している。(9面に関連)

 町によると現在、西表島の浄化槽にたまった汚泥は専門業者がバキュームカーでくみ取りし、島内の町有地に保管。希望する農家に農地還元として配布している。

 西表島の世界自然遺産登録を背景に、環境省の循環型社会形成推進交付金事業を活用し、し尿や生ごみ等の有機性廃棄物を処理するための施設を整備する。

 建設場所は高那の町リサイクルセンターの隣接地。敷地面積は1900平方㍍。施設は地下1階を含む鉄筋コンクリート造2階建て、延べ床面積は852平方㍍。

 施設の特徴は、無機系担体に微生物を固定化させ、汚水を生物処理で浄化する「流動床方式(サンドラシステム)」を取り入れるほか、特殊な処理技術を用いる。

 1日当たりの、し尿の処理能力は9・2㌧。生ごみは最大20㌔。学校や学校給食共同調理場、ホテルの生ごみを受け入れる。一般家庭の生ごみは従来通り町のコンポストを使用する。

 プロポーザル方式で公募し、浅野アタカ㈱=東京都=と随意契約。総事業費は18億8100万円。事業費の内訳は循環型社会形成推進交付金7億5100万円、一般廃棄物処理起債9億6170万円、竹富町一般財源1億6830万円。

 議案審議で宮良道子氏は、昨年の構想で黒島、小浜島、新城島からもし尿を運搬して同センターで処理する計画だったことを取り上げ、冝間正八町民課長は、3島分を処理する予定は「ない」とし、町汚水処理整備に関する基本構想で各島ごとの処理計画を策定する考えを示した。

  • タグ: 竹富町汚泥処理センター建設
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