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軽石漂流、宮古島周辺でも

軽石の漂流状況

軽石の漂流状況

海保、上空から確認

 第11管区海上保安本部は3日、小笠原諸島の海底火山噴火で噴き出したものとみられる大量の軽石を、沖縄本島と宮古島間の宮古海峡で4カ所発見した。それぞれが広範囲に広がっており、宮古島に最も接近しているものは、島の東にある東平安名崎から約74㌔の地点を漂流。同本部は「海面上に浮遊する軽石を認めた際、船舶は可能な範囲で迂回するなど回避してほしい」と呼び掛けている。

 海保は航空機で上空から通常パトロールをしながら、本島周辺に漂流している軽石の状況について調査を実施しており、3日は午後2時からの飛行で同海峡に広範囲で漂流する帯状の軽石を確認した。沖縄本島、小笠原諸島のどちらから漂流したかは分かっていない。

 軽石は漁船やフェリーのエンジントラブルの原因となるほか、いけすで養殖中の魚が飲み込んで死ぬことも多いという。

 同本部は、漁船の定期的なストレーナ(海水系統のこし器)の確認などによる海水冷却系統の不具合の早期発見を促す。

 八重山漁協によると、宮古島周辺海域は同漁協所属の漁船も漁場として利用。12月から宮古島や大東島付近などで始まる「ソデイカ漁」を危ぶむ声も出ている。担当者は「今のところ操業を控えるという話は聞かない。おのおので情報を回して動くと思う」と話した。

 一方、宮古・八重山に九州や本島から食料品など生活物資を運ぶ海運会社によると、現在のところ軽石漂流で航行に影響は出ていない。

 同本部はホームページ上で最新の漂流調査状況を掲載している。

 軽石漂流をめぐっては、小笠原諸島の海底火山「福徳岡ノ場火山」がことし8月に噴火。国内で戦後最大級の火山噴火となり、大量の軽石が海流に乗って沖縄県や鹿児島県奄美地方の海岸まで漂着。漁業や観光業、住民生活に大きな影響が出ている。

  • タグ: 軽石
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