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市予算案295億円規模 来年度、5年ぶり300億円以下

2022年度予算編成を開始した石垣市。一般会計予算は295億円規模と見込まれている=28日午前

2022年度予算編成を開始した石垣市。一般会計予算は295億円規模と見込まれている=28日午前

石垣市一般会計当初予算案の推移

大型支出減、歳入不足で

 石垣市は28日までに、2022年度の予算編成方針をまとめた。新庁舎建設費など投資的経費の大幅な減少と財政調整基金残高の減少など歳入不足により、本年度当初の336億5300万円から約41億円マイナスの295億円規模を見込んでいる。当初予算は大型公共工事に伴い2018年度から300億円台で推移してきたが、2017年度以来5年ぶりの200億円台となる見通しだ。

 方針によると、財政収支の見通しでは、市税が回復の兆しをみせているものの、使用料などは減収傾向が続くと見込まれている。右肩上がりで推移していきた財政調整基金は、さまざまな事業費に充てるため取り崩してきた結果、3月末現在の27億2223万円から現段階で8億2586円にまで減少している。今後もさらなる減少が予想されることから22年度の一般財源不足額は増大することが懸念される。

 また、新庁舎建設など大型ハード整備事業が続いたことによる予算の大型化、高齢化に進展に伴う社会保障関係経費など義務的経費の増加、公共施設の大規模修繕・更新による維持管理日の増大などが財政収支に長期的な影響を及ぼすことも想定される。さらに公債費も増加が見込まれることから、財政の硬直化を招きかねないという。

 このため22年度予算編成では「新型コロナウイルス感染症の動向と影響を見極めながら、これまで以上に歳出抑制に努めた上で、持続可能な行財政運営を堅持し、真に必要な行政サービスを安定的かつ効果的に提供するための予算要求を行うこととする」と各課に求めている。

 中山義隆市長は20日付で「限られた予算で効果的・効率的な自治体運営に取り組み、引き続き『日本一幸せあふれる石垣市』の実現を目指し予算編成にあたられるよう通知する」と各課長らに指示した。

  • タグ: 石垣市予算
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