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AIが行政窓口案内 24時間365日対応が可能

画面に写るAIチャットボット「BEBОT」。PRをする綱川代表と西大舛町長(左から)=21日午後、町役場仮庁舎

画面に写るAIチャットボット「BEBОT」。PRをする綱川代表と西大舛町長(左から)=21日午後、町役場仮庁舎

コロナ感染リスク低減も 竹富町ホームページ

 竹富町は、町のホームページ(HP)上で人工知能(AI)を活用し、行政・観光関連情報を会話形式で閲覧者に提供するチャットボット「BEBОT(ビーボット)」のサービスを1日から開始している。閲覧者がHP画面右下のアイコンから行政の情報を得たり、入力したキーワードをAIが分析し各種サービスを案内したりする。窓口案内をウェブ上で行えるようになり、対面式の対応による新型コロナウイルスの感染リスク低減、住民からの問い合わせに24時間365日対応も可能にした。

 町によると、コロナ禍で来庁者は減少傾向にあるが、町HPの年間アクセス件数は、2019年(1~12月)の8万4000件に対し22年は1~9月末現在で18万件と2倍以上に伸びている。町はアクセス増を背景に行政サービスの質向上を図ろうと、情報サービスを扱う㈱ビースポーク(東京都、綱川明美代表取締役)のオリジナルサービスを導入した。

 HPトップページから▽ごみ処理方法▽新型コロナウイルス▽医療・福祉▽防災▽海上交通情報―など項目別に情報を得られるほか、入力したキーワードの文脈や単語を認識し、「ピカリャ~」が適切に返答するチャットも便利。

 基本的にAIが返答しているが、認識できない単語は有人のオペレーターで対応。閲覧者とチャットし、案内につなげる。返答できなかった会話のパターンはAIに学習させ、次回から自動返答できるよう精度を高めていく。言語対応は日本語と英語のみだが今後、中国語などの対応も行う。

 21日午後、町役場仮庁舎で運用開始の記者発表があり、使い方を実演した。

 あいさつで西大舛髙旬町長は「煩雑な行政情報を、いつどこにいても入手でき利便性が上がる。遠隔、非対面のサービスを拡充させたい」と述べた。綱川代表は、海外で経験した「情報格差」を埋めるサービスになるとPR。地元住民のニーズに合わせて、サービスの改善にも取り組むという。

【チャットボット】

「チャット」と「ロボット」を組み合わせた造語。自動的に会話を行うプログラムのこと。

  • タグ: 竹富町BEBОT(ビーボット)
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